山口で話題の介護の映画、八重子のハミングについてノンストップで少しだけ見ました。
アルツハイマー型認知症はとても身近なテーマです。
我が家でも他人事ではありません。
これからますます高齢化社会となっていき、老老介護も問題となっていくのでしょう。
怒りに限界はあってもやさしさに限界はないという言葉が印象に残りました。
山口発介護がテーマの映画八重子のハミング
アルツハイマーの妻を11年間介護している夫は夫自身もがんを患っている。迫り来る死の影を見据えつつ残された日々を共に歩む姿から、闘病、介護、そして夫婦愛を浮き彫りにし、著者である夫が詠んだ短歌とともに綴る映画だそうです。
八重子のハミング作者は陽信孝(みなみのぶたか)さん。
みなみさんを知る佐々部清さんが脚本を手掛けています。
山口介護映画八重子のハミングキャスト
升毅(ますたけし)、梅沢富美男、朝加真由美、井上順など豪華なキャストとなっています。
注目は仮面ライダー電王でゼロノスだった中村優一さん。
私が勝手に注目しているだけですが…。
長男が夢中になってみていた電王。ゼロノスも大好きでした。
デネブとのコンビがよかった。
腰痛の悪化で休業したり、その後引退を宣言したりしていますが、現在では俳優に復帰されています。
八重子を演じるのは高橋洋子さん。
同姓同名でエヴァンゲリオンの歌手の高橋洋子さんがいますが、俳優さんの高橋洋子さんです。
文学座付属演劇研究所に入所時代は松田優作さんと同期だったそうです。
山口から介護の映画八重子のハミング
公式サイトから原作の紹介です。
四度のガン手術から生還した夫がアルツハイマー病の妻に贈る、
三十一文字のラブレター紙おむつ 上げ下げをする 度ごとに 妻は怒りで われをたたけり
小尿を 流しし床を 拭くわれの 後ろで歌う 妻に涙す
幼な子に かえりし妻の まなざしは 想いで連れて 我にそそげり
赤ちゃんの頃に親に育てられ、大人になっていく。
そして介護される高齢者となり子どもに戻っていく。
介護は大変です。大変なのはわかっているけど、実際に体験してみるとその大変さというのが実感できます。
わるぎはないとわかっていても、叩かれたり排せつに失敗してしまったりするのはストレスです。
気持ちを切り替えていかに介護できるか、周囲の支えがあるかどうかというのは大切なこと。
三つの短歌が心に刺さりました。
まとめ
八重子のハミング見たらきっと泣いてしまう。