小学生で拒食症ということが驚きでした。背が高いのに体重が少ない子がいると気にしてダイエット。痩せたいから給食を控えるダイエット。今の小学生たち、私の目からみたらみんな細いのにどうしてそんなに気になるんだろう。
低年齢化する拒食症の特集がノンストップでありました。
小学生で給食控えてダイエットして拒食症
街の小学生へのインタビューで、給食を控えるとかとこたえている女の子がいました。給食なんて、欠席したこの分をジャンケンで争うのが常だったので驚きでした。
遠野なぎこさんは16歳で摂食障害となり苦しんだそうです。
ちょっとしたダイエットが歯止めがきかなくなり、摂食障害、拒食症となってしまうということで恐ろしいです。
思春期やせ病
標準体重のマイナス20パーセント以上の減少
体重や体形へのゆがんだ認識
摂食障害の具体的事例
再現VTRで子どもが陥った拒食症について放送されました。
マラソン少女を追い詰めた
長距離選手だった14歳の女の子。
半年後に大きな大会を控え、タイムの伸びが悪くあせっていたところに、友人からのある言葉が気になります。
体重が減ったことでタイムがあがったとの話でした。
それをもとに体重を減らしたものの、タイムが伸びませんでした。
さらにダイエット。少しのお菓子で我慢。
ついに倒れていまいます。
診断は拒食症。食べては嘔吐。体重が43キロあったのに20キロ台となってしまったという話。
お菓子だけじゃ栄養ないですよね。
食べることって楽しいはずなのに、食べることを拒絶してしまうという。
周囲から浮きたくないため拒食症に
友人がダイエットを始めたとLINEで報告しあった。
自分もやらないと嫌われるかもと、サラダ中心のダイエットを始めたところ、拒食症になってしまった。
学生時代は周囲の友達の輪はとても大事で大きな存在です。
浮きたくない、一人になりたくないという思いはとても強いです。大人から、違うことを言われてもなかなか理解できなかったり。
13年間摂食障害で苦しんだ堀越えつこさんのインタビュー
青春時代を全て失ったという女性のインタビューでした。
中学生時代にいじめにあい、自信が持てなくなっていきます。
中学のときは何を食べてもスリムな体形を維持していたのに、高校生になり体重が増加したことに悩みます。
ヨーグルト、ゼリー、サラダをメインに食べ、体重が減っていくことに快感を覚えてしまったそうです。
生理が止まり、椅子に座るとお尻の骨が当たるほどになりました。
くしでとかすと、髪がごっそり抜けるようになり、大変だということで食べるようになり少し戻ります。
大学時代に父が事故に。病院からの帰宅後に堀越さんがとった行動は甘いものを食べたことでストレス解消したということ。
食べることへの罪悪感で悩んだそうです。
インターネットで同じ悩みを持つ人と出会ったことで、症状が改善されていったそうです。
まとめ
食欲、食べることって生きていくうえで楽しいことのはずなのに、それを拒絶してしまう病気。
まじめなことだって、いいことのはずなのにマイナスにいってしまう。
痩せていることが美学、という認識が強すぎるのかな…