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諭旨解雇は退職金が出る?静岡のアナウンサーの処分について

諭旨解雇退職金が出るから甘い。静岡のアナウンサーに下された処分に疑問の声があがっています。
道路交通法違反で逮捕された報道制作局アナウンス室・藤原恭一氏。

静岡県掛川市の市道で1日に起きた追突事故で無免許運転が発覚し現行犯逮捕されています。
逮捕されても諭旨解雇?
文書偽造でも諭旨解雇?

諭旨解雇とは懲戒解雇の次に重い処分

まず、諭旨解雇は「ゆしかいこ」と読みます。「ろんしかいこ」と間違う人もいるのですが、「ゆしかいこ」です。

今回のアナウンサーの件での処分は諭旨解雇というもの。懲戒解雇の次に重い処分となります。
よく懲戒免職と間違われますが、藤原恭一氏の場合は会社員なので解雇、となります。
免職は公務員。

では、諭旨解雇とはどのような処分なのでしょうか。

会社の就業規則に抵触する重大なことをした従業員を解雇するものです。

懲戒解雇と諭旨解雇の決定的な違い

懲戒解雇との大きな違いは、転職の際に書く履歴書。
諭旨解雇の場合は、解雇されてはいますが、自己都合の退職と書いて構いません。

懲戒解雇は表向きにもやめさせられた、ということが明らかとなりますが、諭旨解雇の場合は、表向きは自己都合の退職と同じです。
失業保険も手続きをふめば受け取ることができます。
重大な規則違反はしたものの、本人が反省していて、会社が温情をかけた形となります。

転職が容易かどうかというのは、今後の人生を大きく左右するものなので、懲戒解雇よりは甘い処分、ということになります。

判断を下すのは、会社の懲罰委員会ということになるかと思うのですが、基準はその会社によって違うのではないかと思います。

諭旨解雇は退職金が出る?

インターネット上の意見を読んでいると、諭旨解雇だと退職金が出るから甘い処分だというものがありました。
懲戒解雇は退職金も出ずその場で解雇。では諭旨解雇は退職金が出るかどうかということですが、これも会社によるのではないでしょうか。

就業規則に諭旨解雇の場合についての記載があるかどうか。

懲戒解雇よりも温情的な処分となるだけであり、退職金が出るとは限りません。

諭旨解雇で退職金が出なかった

実際に諭旨解雇になった人を見たことがあります。
その人の場合は、規則違反がわかった段階で上司との話があり、やったことを素直に認めました。解雇も受け入れると。
懲罰委員会が開かれ、処分が決定。懲戒解雇ではなく、諭旨解雇となりました。

退職届は必要なかったそうです。形としては、解雇の形です。
そして、問題の退職金について。
退職金は一切支払われなかったとのこと。

それでも、転職するにあたり、履歴書に解雇のことは書かなくて済みました。
普通に転職できるかどうかで、先の収入にも大きく影響します。
就職後も、上司や同僚の目を気にしなくて仕事ができるのです。

諭旨解雇でも社会的制裁を受けている

静岡のアナウンサーの件では、免許を偽造して会社に届け出ていたそうです。
悪質に見えますが、そこは会社の判断。

アナウンサーということで、知名度もあるでしょうし、就職活動をするにしても、藤原恭一さんだ!ということは広く知られているはず。
これは社会的制裁ということになりそう。

なお、今回退職金が支払われたかどうかはわかっていません。

まとめ


諭旨解雇(ゆしかいこ)
は、懲戒解雇の次に重い処分。
退職金に関しては会社の判断による。
転職する際の履歴書には、解雇の旨は書かなくてよい。

無免許で運転していたということですが、保険にも入っていなかったのでしょうか。そんな状態で事故を起こして、万が一死亡事故であったなら、保険金も下りず、被害者はさらに悲しい思いをしていたでしょう。

物損事故でよかったというわけではありません。やってしまったことの大きさを十分に理解して、反省してほしいです。

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